【東京新聞】大地震想定 県警・陸自訓練に180人:栃木

栃木県宇都宮市で実施された栃木県警と陸上自衛隊による人命救助訓練についてのニュースです。


東京新聞:大地震想定 県警・陸自訓練に180人:栃木(TOKYO Web)

 大規模地震の発生を想定した県警と陸上自衛隊の人命救助訓練が二十九日、宇都宮市茂原の陸自宇都宮駐屯地で行われた。それぞれの持ち味を生かして効果的な救助活動ができるよう、県警の呼び掛けで実現。県警と陸自合わせて百八十人が参加した。
 訓練は震度6弱の地震が発生したと想定。日々のパトロールなどで住宅の分布状況や道路網を熟知する県警が、ヘリコプターで被災状況を確認し、土砂崩れによる孤立集落を発見。陸自に連絡する一方で、被災地まで救助物資を運ぶ陸自の輸送トラックをパトカーで先導した。
 陸自もヘリを出動し、地上十数メートル付近から自衛官らがロープで下降。地上で助けを求める被災者を救出した。